2008年10月17日

カルトの見分け方

1.真理はその組織に占有されており、その組織を通してのみ知ることができる
  釈迦御一流の正法(例のオツムてんてん)はここにしかない!
2.組織を通して与えられた情報や考え方に対しては、疑ってはならない
  正法に法難はつきもの。世間の評判に惑わされず、迷わずに信仰すべし!
3.自分の頭で考えることをしないように指導する 
  あれこれ考えてはいけない、我を捨てて、頭を真っ白にして素直に聞くこと!
4.世界を組織と外部とに二分する世界観を持つ 
  娑婆世界は現世利益。稀有なる教団は一切清浄、現世利益などありません!
5.白黒を常にはっきりさせる傾向が強い 
  釈迦直伝の稀有なる仏教教団。忌中、白黒つけて浄土へレッツゴー!
6.外部情報に対して強い警戒感を与え、信者の情報経路に様々な制限を加える 
 2ちゃんねるとかインターネットの情報は見ないように!
7.信者に対して偏った情報、偽りの情報を提供することがしばしばある 
 何がなんでも方便。嘘や偽りではない、あくまで方便!
8.組織から離脱した人間からの情報に接することを禁じる 
  掲示板に書き込んだり、中傷しているのは〇宗の坊主です!
9.家庭や社会との関わりで多くのトラブルを生じている 
  家族の中で、誰かがカルトと気づくと家庭崩壊危うい。高額布施で生活困窮!
10.社会からの迫害意識を持ち、それをかえってバネにする 
  何かあれば、とりあえず法難。法難去って一致団結へ誘導!
11.外部に対して正体を隠す傾向がある 
  非公開というか、カルト儀式は絶対に公開できるわけがない!
12.生活が細部にわたって規定される 
  詳しくは、信仰の心得・教団護持の心得等を厳守すること!
13.組織が信者の生活のすべてになっている 
  信仰の原点はお参りにあり。同行の参加行事(布施付き)は意外と多い!
14.共同体内部でのみ通用する言葉を多く持っている 
  理解しづらい話と環境を作り上げ、優越感・選民意識をくすぐります!
15.組織からの離脱について極度の恐怖心を与える
  五逆誹謗正法で絶対に救われません。これでは恐怖心から信じるしかない!

ビンゴだね。カルトって怖いね。もし気づいても、自分の間違いを認めたくないもんね。
まさか自分が騙されるなんて!って間違っても思いたくないし。プライド・自負心が高い経営者や実業家ならなおさらか。きっと、こんな方々をあえて狙うのでしょうね、カルト宗教は。

参考:
ゴスペル・インフォメーション・データベース いのちのことば2005年04月号(http://www.wlpm.or.jp/cgi-bin/db/kiji_t.cgi?keys34=0001192
http://www.wlpm.or.jp/cgi-bin/db/kiji_t.cgi?keys34=0001194
あるカルト*その実態と対策
http://sky.geocities.jp/sonnna_ahona4649/arucult.html

2008年10月14日

他宗派には無い「法」

・・・
そして、約三三〇年を経た今、「念佛宗」が立宗され、十四宗となりました。
現在、「〇〇宗」という、宗の名がつく教団は、十三宗以外にもありますが、それらは現存する十三宗のなかから独立し、分派したもので、一般には、一宗として数えません。
尚、既成仏教教団のほかにも、宗を名乗る教団もありますが、これは通称で、正式名ではありません。
・・・
法然上人が念佛を確立し、『浄土宗』を立宗して下さったお陰で、私達が助かったのは、事実ですし、八〇〇年、九〇〇年を経た今、『浄土宗』『浄土真宗』が、何千万人という信者を得て、隆盛を極めているのも事実です。
しかし、肝心の「」はいかがでしょう。
今、『念佛宗』を立宗し、世の中に認められ、支持されなければ、いずれ、私達の教団の存続は危ぶまれ、「」は消滅してしまいます。
・・・
(立宗特別記念号 第162号<5>より)

「法」・・・佛間で行われる「オツムてんてんの儀式」による。証として日想観化仏化菩薩涅槃があるが、これらは絶対に他言してはならない。
一般には非公開にしなければならないことを、ご理解いただければ幸いです。         

2008年10月11日

wikipedia-2008.04.01時点より

特徴
秘密主義の新興カルトであるが、教義は浄土三部経や南無阿弥陀仏の称名念仏を独自に解釈・発展させたものであり、独自の儀式を基軸にし、その儀式により得られるとする証(あかし)を信仰のよりどころとしている。相伝の書があり公開されたこともある。教義一切は教団外に漏らしてはならず口外すれば無間地獄に落ちるという教義や、悪用されるのを恐れて仏法を裏に隠したという教義、儀式の特徴は、善鸞がはじめた隠し念仏にルーツがあるのではないかと見られている。
1989年に日本の仏教第14宗として監督官庁に認可されたと月刊誌に主張しているが、そのような事実は確認できない。
信者は同行と呼ばれる。熱心な同行であればあるほど、善知識、専従と呼ばれる僧籍を有する上位者に宗教的隷属意識をもつ。信者に対しては集団心理を悪用した洗脳を行う。30万円、100万円と高額の入会金が必要となる。(一般成人の場合の標準額38万円:2008年現在)
入信までの流れの概要は以下の通りである。

勧誘
取引先の社長や身近な親戚等、容易に断われ切れない相手から、釈迦が教えた仏教の真髄を学べる等と説得され、とにかく京都に来て嵐山の無量寿寺に行くようにと執拗に勧誘されるのが典型的なパターン。いい話・機会は今、ありがたい話と勧誘される。

入信儀式
前日に京都の旅館へ行く。宿泊は、東○インに指定されており、毎朝タクシーにて別院に通う。京都にある京都別院にて2泊3日間で監禁状態で洗脳される。非日常の特殊な心理状態下で教義の講義と、独自の儀式がある(定員は50名:2008年3月現在)。
説法を聞いてから、白装束を着て、仏間で「よし」といわれるまで頭をぶつける。教義は秘密で口外すると無間地獄に落ちると脅迫される。儀式の後に、太陽直視(日想観と称す)、虚空に満ち満ちている光の粒子(化仏化菩薩と称す)を見ることが出来るようになったと言われ、これらは儀式により菩薩になった証とされる。しかし、実際は、太陽光線のような強い光を直視した場合、眩しすぎて涙が出る他、視神経が閾値を越えてブラックアウトという麻痺状態になるが、それで即失明するわけではない。ただし、太陽直視を続けた場合、網膜や視神経を損傷して失明を起こす危険性がある。最終日に数十万円から数百万円の入会金を支払う。日時入りの「信心決定」という封筒を貰う。
その後、帰宅してから、へそに「南無阿弥陀仏」と書いた紙を貼り付けて眠り、翌日、川に流す。

五具足相伝
また、200~300万円で五具足相伝という儀式が受けられ、浄土で生まれる場所が変わると言われている。

活動
儀式が済み入会すると、各地域にある支部(別院)にて同行としての活動が開始する。同行同士で集まり勤行したり、また本山より説法師を迎えての説法を聴聞する。青年部の活動としては、同行の子供を対象にした林間学校等が行われ、ここでは仏教の基礎的な教え(四恩等)を元に活動する。一方で、多額の布施が必要となり、年数回の高額に設定された布施や回向、ほかにもなんらかの高額の出費がたびたび必要となる。通常、一般同行は、布施や回向に対し、功徳を積む、祖霊を救うとして、自発的かつ肯定的に捉えている者も多い。インターネット上にある匿名の掲示板『知りたい。。。』によると、多額の出費や行事参加の強要に対して、真偽、実数は確認できないものの、一部の信者、元信者が不満、反発を訴えている。
儀式によって、仏になったため、死んだ信者は死後硬直が起きないという非科学的な事象を信じている。 また信者が死亡(涅槃と称す)すると、奇跡を確認する名目で死体を触って死後硬直や体温低下が無いことやその唾液や口臭を確認する異常な行動パターンを集団で行う。死体には法水と呼ばれる水もしくは薬品を飲ませる場合と飲ませない場合の2通りがあり、飲ませた際にはその効用が顕著に現れるが、飲ませない場合も硬直がすぐにとける等の独特の状態を表す。ただし、これらはエンバーミングとも共通する事象である。

広告塔
上述のように多額の金銭が必要となることから、信者は主に富裕層をターゲットにしており、元農林水産省事務次官で日本中央競馬会理事長や日本銀行政策委員会委員などを歴任した故・武田誠三(念仏宗:元理事長)や、日本コロンビア元社長の望月和夫(念仏宗:前理事長)、ユニー名誉会長の西川俊男(念仏宗:現理事長)などの官界や財界の有力者も名を連ねている。西川俊男は、名前を貸しているだけで教団の実態はわからないと週刊誌の取材に対して言い逃れをした。
寛仁親王が念仏宗無量寿寺の信者であるかのように教団は勧誘・宣伝していたが、教団が1991年に盲人写真展のスポンサーとなった以外の事実は確認されていない。

裏金つくり
幹部であった元信者によれば「護持会」という組織が、旅行の宿泊費には領収書を切らずに月300万円ほどの裏金を作り、教団本部に流していた。

地域住民とのトラブル
真如の里
1992年5月に岐阜県加茂郡にある白川町と八百津町に67万坪の土地を購入し、新たな拠点「真如の里」と産業廃棄物処理施設を建設しようとした。しかし、1996年、これだけ大規模な宗教施設(ならびに産業廃棄物処理施設)がオウム真理教のサティアン建設の二の舞になるのではという懸念と、念仏宗無量寿寺と緊密な関係にある産業廃棄物処理業者を恐れて、地元住民による反対運動が起こった。隣接する御嵩町では産業廃棄物処理施設反対派の柳川町長(当時)が襲撃される事件があった。柳川町長(当時)は二人組に襲撃されて瀕死となった。しかし、地元住民の強い反対により中止に追い込まれた。この際、無量寿寺は反対運動でビラを配った住民を名誉毀損で訴え、被告の住民は、高額の壷を売りつけるという記載に損害賠償を命じられた。霊感商法まがいという表現に対しては、真実と信じるに相当な理由があったとして賠償が却下された。
「真如の里」の移転先として、京都府船井郡丹波町が選ばれたが、これも頓挫した。この時は、美術館をつくるなどと述べ、寛仁親王の話を盛んにしたため、教団のトップが寛仁親王であると住民に思われていたという。
その後、兵庫県加東市(合併前の当時は兵庫県社町)に計画変更した。この土地は、ペーパー会社のヒューマンアンドメンタルヘルスが買っている。別名で開発許可をとり、その後、宗教施設を建てるということである。 なお、進出が決まった当時の兵庫県社町の上石勝己町長、小寺博助役、石田三千男総務部長(いずれも当時)が2001年の参議院選挙の際に公職選挙法違反容疑(公務員が職務上の地位を利用)で逮捕された。公職選挙法違反の割には、兵庫県警が通常より厳しい捜査姿勢で臨んでいたことから、暴力団の新たな資金源になっている可能性が疑われたり、上石勝己町長(当時)には念仏宗無量寿寺から五千万円が渡ったという非公式な情報が出回っていた。複数の暴力団が絡んでいるという。
白糸の滝
2007年には、富士宮市にある天然記念物の白糸の滝の入り口にある「富士急白糸滝レストセンター」の跡地を無量寿寺が取得していることがわかった。住民は反対運動を起こした。富士宮市は土地を取得し「富士山世界文化遺産センター」にしたいとしているが、無量寿寺は売却は考えていない。

その他
1998年、無量寿寺の京都別院建設に対し、付近住民が署名を京都市に提出し反対運動を行っていたが、無量寿寺の関係者はポスターの撤回を求め、嫌がらせの電話を行い、住民の反対をよそに建設を行った。無量寿寺に関する記事を訴えて裁判に勝っているという嘘も述べた。
1998年、福井県朝日町では、製麺屋が道場の名前で建築確認を取り、中学校の前に建設していた建物が、急遽、無量寿寺の福井別院と名を変えた。反対運動を行った住民に対し、携帯電話や勤務先に無言電話があり、反対運動の看板が燃やされるということが起こった。
2000年、石川県金沢駅西口での駅西会館の建設に対して、地元住民が投票を行い建設反対に可決されたがこれを無視して建設を行い、反対者に裁判で訴えると言ったり、尾行や監視も行われた。金沢の別院は2002年に完成した。