2008年11月11日

京都の儀式

1. 京都にいくまでに2回程度面接。参加する意志を確認される。その時、家族の仕事などを表に書かされた紙を提出させられる。
2. 冥加料38万円。護持費が2,000円/月、活動も必ず参加する必要はないので、仕事などにはほとんど影響ないと教えられる。
3. 当日、朝早く京都別院に向かう。ホテルから車で順に出発して別院に到着。参加する人は「お正客」と呼ばれ、特別扱い。勧誘者は「お同伴」という。
4. 男性は略礼服、女性も黒い礼服。健康状態を確認される。大広間には金色の阿弥陀如来と左右に日光菩薩・月光菩薩がある。阿弥陀仏の前は畳が一段高い。阿弥陀仏に向かって左に教壇、そこを向いてお正客が座る。善知識の迎え方として、五体投地の作法をならう。入信していないにもかかわらず、従うしかない状況。
5. 説法の内容は別記しますので省略します。
6. 白装束に着替え、儀式での作法を覚えさせられる。 「南無阿弥陀仏」と10回唱え、独自の拝み方を覚える。信貴山朝護孫子寺の張り子の虎のように、首を振って頭を打ち付け眉間(白毫)の第三の目を開く儀式の練習。
7. 儀式は仏間で行われる。手を消毒薬で洗い、口を塩水でゆすぎ 再び手に塩をつけて流す。一人ずつ順番に並び、仏間に入る。目をつむり、胸元で死人の様に両手を組み、襟をつかむ。合図で前にある打敷きに頭を打ち付ける(オツムてんてん)。スポンジの様な感触で痛くはない。「よし」と言われ、信心決定となる。お礼で、五体投地と「南無阿弥陀仏」を唱える。
8. 仏間は暗い布で囲われ、祭壇と阿弥陀如来の掛け軸がかかっている。 日光菩薩、月光菩薩と一体になる儀式。善知識と対面して座り、片手を合わせる。善知識の「南無阿弥陀仏」を復唱した後、強く息を吹きかけられる。口をつけた盃の水も飲まなければならない。日光菩薩は10回、月光菩薩は5回行う。
9. このことは絶対に他言してはいけないと宣誓させれれる。順番に、鈴を鳴らし、「絶対に他言致しません」と誓約。
10. 次の日は、朝早くから白装束で仏間に入る。その後、菩薩となった証を見せるとのことで、黒法衣で外に出る。太陽を直視することができるようになったとのことで、太陽の輪郭がはっきりと見える。太陽を見た後でも足元の暗いところがはっきり明るく見える(日想観という)。
11. 儀式を受けたので、死して六道輪廻に入らず、阿弥陀のもとに行ける身となったと説明。そして、これから誓約を守らないと六道輪廻に逆戻りになる。
12. もうひとつの証は、化仏化菩薩を見ることができる。また外に出て、黄法衣の方に見方を教えてもらう。方法は、青空を見上げ、眉間の20cm程前に焦点を合わせていくと、空中に白い小さな光が飛び回るのが見える。眼鏡をかけても見える。、背景を白い壁に移しても見られる。
13. このほかに月を見ること(水想観)もある。 日想観・水想観・化仏化菩薩、この三つが重要である。最後に「南無阿弥陀仏」と写経した紙を仏間に供え、線香をあげて経を唱える。そして、写経した「南無阿弥陀仏」の紙は、家に帰り、夜中12時前にへその上に貼って眠った後、早朝、近くの川に流しに行く(御六字)。

以上、京都別院での儀式、その前後の行いです。同行であれば、事実であると理解してもらえると思いますけど。

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